アーリーセミリタイアを目指す人の日記

経済的独立を目標。ただの日記。

運は操れる 望み通りの人生を実現する最強の法則 DaiGo

 皆さん運を信じますか。私は基本的に運を信じませんが、この本には科学的根拠に基づいたデータにより運が操れることを証明しています。

 運とは大きく二つの種類があるそうです。

 1つ目は、完全にランダム起きる運のことです。宝くじの当選番号やサイコロの出目などの自身の行動によって変えることのできない運です。1つ目の運は操ることができません。そのため、自らの行動で結果を変えることも、再現することもできないような確率論的な運に対しては一喜一憂しないことを述べています。

 2つ目は、何回もトライしたり、努力をすることで「運を操る力」を身につけ成功する確率が上がるようになる運です。本書ではこちらの運について述べており、「運を操る力」を身につける方法が書かれています。そのため、2つめの運について説明していきます。

 

 「運を操る力」を身につけるためには

  ①不安に強くなること    

  ②試行回数を増やすこと

  を意識して行動することが重要です。

 

   ①不安に強くなること

 不安な状態では、物事を冷静に考えられず、新たな出来事を受け入れにくくなります。その結果、行動する回数が減り、新しい取り組みをしなくなり、幸運の芽にも気付かなくなります。不安な人やネガティブな人って「木を見て森を見ず」という状態の人が多い気がしますね。物事の全体を見渡せないので、チャンスを逃しているのに気づいていないですね。そうならないためにも、まずは不安に強くなることが前提条件となります。

  「ネガティブバイアス」の罠に気付く
 ネガティブバイアスとは、プラスなことよりもマイナスなことに対して敏感に反応する習慣が積み重なり、脳内に構築された回路のことです。ネガティブバイアスが強い人は、不安要素があると保守的になり新しいことを受け入れにくくなります。なぜなら、失敗することを考えたり否定的な現象ばかり考えてしまうからです。

 それを解決するためには、ネガティブバイアスがあることを意識し、その不安が自分の意識を向けるほどの不安であるかを確認し、いったん冷静になることです。
 それでも不安が取り除かれない人には、不安を歌に変えて切り離してみてはどうでしょうか。不安からイライラするなら、「いらーいらーすーるー♪)と。ポイントは不安やネガティブな思考を言葉として外に出すことです。
 不安な状態であったりネガティブな状態であると、いつもの自分の力を発揮できないこともある上、その時間が無駄であるのでなるべく避けるようにしていきたいですね。

 

  「過去の成功体験」に惑わされない
  人は過去の成功体験を手放すことに対し不安を感じるため、既存のやり方に固執してしまう習性がある。その結果、運に気付かず運を逃してしまう。ギャンブルなどで大勝ちした人が辞めれなく現象はまさにこれですね。そのため、過去にどんなにうまくいったとしても過去は過去と割り切り、過去の成功体験を切り捨てることが大事です。社会やITは進化しているのに人が過去の成功時のやり方や考え方に固執すれば、「運を操る力」は身に付かないのは言うまでもありません。

 

 

 

  ②試行回数を増やすこと

運の良さというは、単なる偶然ではなく、努力によって確率を高める行動によりコントロールできます。そのため、何度もトライすることが重要となります。

 

  小さな成功体験をメモすることで、試行回数が増える

 「新しいチャレンジをしたことでいいことが起き、成功する」という記憶を脳に刻むことで行動を起こすことへの恐怖を抑えることができ、試行回数が増えていく。そのために、どんなささいな成功体験でもメモしたり、寝る前に思い出したりすることで、確実に試行回数を増やすことができます。

 

 

   失敗した時からの立ち直り方法

新しいことに挑戦していけば必ず失敗はつきものです。しかし、運がいい人=試行回数が多い人は失敗からの立ち直りがとても早いです。失敗からの立ち直りを早くするためには、失敗や挫折経験をアウトプットすることと、運動やマインドフルネスをすることです。両者に共通することは、自分を大切にする気持ちや自分を受け入れる感情を再度認識することです。

 試行回数を増やしていくためには、失敗から早急に立ち直り、また新たなことにチャレンジしていくことが重要です。