アーリーセミリタイアを目指す人の日記

経済的独立を目標。ただの日記。

働き方 完全無双 ひろゆき

 インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」やアップロードされた動画にコメントを付ける機能を持った「ニコニコ動画」などで活躍されているひろゆき氏の働き方についての考えを学ぶことができます。一般的には受け入れられがたい主旨もありますが、きちんと内容を理解してみると、「なるほど」そういう考え方もあったのかとなぜか腑に落ちてしまいます。

この本の中でひろゆき氏は、働き方について

①個人 と ②社会 

の二つに分けて説明しています。

 

 ①個人について

 「新しいこと」にはとにかく首を突っ込んどけ
 インターネット社会が到来し、昨日まで当たり前であったことが今日になると当たり前ではないという社会がもうすぐそこまで来ています。勤め人や社会人が長くなると、気付かないうちにリスクを負わないことや保守的な行動ばかりをしています。果たしてこの時代にまったく行動しないことでリスクを回避できるのでしょうか。

 

私はできないと思っています。1998年からの10年間と2008年からの10年間とはITによりライフスタイルや情報入手方法など次元が全く違います。外出時でも気軽に情報乳衆や連絡が取れることが可能になるとは、20年前では全く考えられませんでした。今までは社会の変化が緩やかでしたが、今後は今まで以上に急変していくことは間違いありません。

 

 そこで、そのような社会をどうすれば乗り越えることができるのか。それはひろゆき氏の主張でもある「新しいこと」にはとにかく首を突っ込むことで回避できます。特に「無料のツール」であればなおさらです。インターネット関連であれば基本的には無料であることが多いです。ひろゆき氏も述べているようにレッドオーシャンになる前にブルーオーシャンのときに注目されれば、勝てる可能性が高まると述べています。

 

 ②社会について
 「優秀なやつ」と「新しい産業」の足を引っ張るな

 世の中の勤め人は2種類の人がいます。優秀かつ仕事をしたい人とまったく仕事をしたくない人がいます。仕事をしたくない人は仕事をしなくてもいいから、仕事をしたい人の邪魔をするなということです。仕事をしなくてもいい理由は、BIで最低限の生活が可能であるためです。(本書にて根拠を提示)邪魔をするなとは、一部の個別案件を制限するために、すべてを禁止してしまうことです。たとえば、ワークライフバランスを大切にしましょうと推奨されてますが、単に頑張りたい人の可能性を減らしているだけではないのでしょうか。また、仮想通貨やドローン等ついても行き過ぎた規制が産業をつぶしています。なんでも「すぐに禁止」「とりあえず規制」というのではなく、ある程度の自由を与えることが大事でしょう。