アーリーセミリタイアを目指す人の日記

経済的独立を目標。ただの日記。

10年後の仕事図鑑 堀江貴文 落合陽一

 よくよく考えてみれば、今現在の普通が当たり前とみんな思っていると思います。10年前に普通であったことは、今では普通ではありません。たとえば、誰が街中を歩きながらスマホツイッターやらしている世界を描くことができたでしょうか。何が言いたいかというと、10年後なんか誰も想像できないし、10年後の普通は今の普通とはまったく違っている可能性が高いです。インターネットによってグローバル化が進み、世界は急速に狭くなり、時代の進むスピードも過去とは比較にならなほどに速くなっています。これからの世界を生き抜いていくには、大量の情報のインプットや情報の取捨選択等を通してアウトプットを経験し、最終的には自分で考え生き抜いていく必要があります。

 前段が長くなりましたが、これからの時代は常に変化し続けられることが、生き抜く必須条件になってきます。この本を読んで少しでも10年、20年、いや30年生き抜ける術を学んでいきましょう。

 

今の仕事のうち10年後に生き残る仕事は、AIに代替できない仕事です。今の仕事、AIに奪われたらどうやって生きていこうかと考えている人もいるかと思います。

大丈夫です。安心してください。

AIに代わる仕事ってそもそも人間がしなければいけない仕事なのでしょうか。過去を振り返ると、単純作業は機械が代替していますよね。JRのチケット確認も昔は人がしていたんですが、今は機械がしていますよね。むしろ、そちらのほうが正確で間違いが発生しないですよね。

 

つまり、そもそも人間がする仕事ではなかったというだけです。世界中から人間がしなければならない仕事がなくなると、自由な時間が増えるだけです。それに伴い、生活コストはどんどん安くなっていくので、働かずに食べていくことが可能になるかもしれない。知っている人もいると思いますが、それはBIと言われてますよね。最終的には人間は働かずに、好きなことだけして過ごすことができるかもしれません。人間がやるべきことは、そもそもそれほどなかっただけのことかもしれません。


人間がしたいことだけをできる世界=AIの社会=奴隷制のない古代ローマ
AIの世界では、奴隷の役割をAIが行い、すべての人間が古代ローマ人のような生き方をするようになるということです。「研究」や「ゲーム」にしろ、古代ローマ人は余暇時間をつぶすために行っていたようです。近いうち人間もしたい人だけが研究を行っていくようになるのかもしれませんね。


さて、ここでAIによって仕事が奪われるタイミングとはいつのなのでしょうか。それは、現在、その仕事をしている人に払う給料より、その仕事ができるAIを作るコストのほうが安くなったときです。

 

 次にお金についての未来を考えていきましょう。そもそもお金とは何かわかりますか。お金とは信用です。硬貨やお札に価値があると思っている人がいる思いますが、貨幣自体に意味はなく、ただの金属と紙です。ただ、国か発行したというお墨付きがあれば、信用がありただの金属と紙に価値がつくということです。

お金というのは本来を価値を交換するための単なるツールでありました。貨幣に価値があるのは、貨幣に価値があるとだれもが信じているからです。つまり逆を言えば、貨幣でなくても信用を担保にした新たな経済指標として、仮想通貨や暗号通貨が注目されているのです。

要するに信用がお金になるということです。信用がある人が、SNSで「だれかおひるおごってと」呟けば、誰かがおごってくれる。これが信用の分かりやすい例です。その他の信用の例でいけば、「知名度」、突出した「スキル・能力」等です。VALUやタイムバンクを見てもわかるように、 金銭価値に直接変換できな様な物事がこれからは経済活動になっていくでしょう。

 

 さて、最後にどうすればAI時代を生き抜くことができるか。

 いろんなことに手をつけ、すぐに行動し、成功するまで続けることだ。何を当たり前のことを言っているんだ思う方もいるかもしれない。一つづつかみ砕いていこう。

 

 いろんなこととは、機械ができることは機械に任せ人間だからこそ発揮できる価値を積み重ねれことである。加えて自分が好きなことをしなければならない。なぜならば、続かないし、誰も魅了することはできないからだ。もっとわかりやすく言うと、仕事になる趣味を3つ持つことが大事である。

 

すぐに行動とは、「今、何したい?」と言われて即答し、すぐに行動できるレベルを指す。なぜすぐ行動をしないといけないのか。社会の速度が増すほど、機械のほうがポジションをとるのか早くなり、一生ポジションを確保できなくなってしまうからである。
とりあえず、気になったことは何でもやってみることが大事である。

 

最後に、成功するまで続けること。成功するかどうかなんか誰にも分からない。それならば、すぐに行動に移すことが非常に大事である。1年後の未来についてもわからない以上、成功するまで続けることが大事。成功する確約がないとしないのであれば、一生することはないだろう。そういう人は、リスクを取らないこと自体が最大のリスクであることに気づいていないのだろう。